タブレットは、アプリやウィジェットを利用することで色々なことができます。ここでは、アプリとウィジェットの基本について紹介します。
アプリとウィジェットの基本
タブレットは、アプリやウィジェットを利用することで初めて、その利用価値が生まれると言っても過言ではありません。そもそも、アプリやウィジェットとは、どういうものなのでしょうか?
アプリとは
アプリとは、「アプリケーションソフト」の略称です。では、アプリケーションソフトとは何でしょう?
以下、Wikipediaからの抜粋です。
アプリケーションソフトウェアとは、コンピュータの利用者がコンピュータ上で実行したい作業を実施する機能を直接的に有するソフトウェアである。
(中略)
一方、アプリケーションソフトウェアと対比されるソフトウェアとして、システムソフトウェアがある。システムソフトウェアは、コンピュータの稼動自体に必要となるソフトウェアであり、利用者が実施しようとする作業の目的を直接実現するものではない。
もっと簡単にするために、具体例をあげてみます。あなたは、パソコンでWebブラウザ(Internet Explorerなど)、表計算ソフト(Excelなど)、ワープロソフト(Wordなど)、メールソフト(Outlook Expressなど) を使ったことがありますか?これらは、すべてアプリケーションソフトです。
パソコンでは、WindowsやMac OS XというOS(基本ソフト)に、アプリケーションソフト(応用ソフト)を組み込んで使うわけです。タブレットも同じです。AndroidというOS(基本ソフト)に、さまざまなアプリ(応用ソフト)を導入することができます。
あなたはタブレットで何がしたいですか?Webサイト閲覧やメール、写真や動画の撮影、読書、音楽を聞く…。これらはすべて、アプリを使います。タブレットには、初期状態でいくつかのアプリが搭載されているほか、公開・販売されているアプリをインストールして使うことができます。
アプリのインストールや起動方法などについて、くわしくはアプリの基本をご覧ください。
ウィジェットとは
ウィジェットも、先ほどの「アプリ」同様、アプリケーションソフトであることに変わりはありません。では、アプリと何がどう違うのでしょうか?
アプリとウィジェットの違い
簡単に言うと、アプリは、起動させることで初めて役に立つものであるのに対し、ウィジェットは、ホーム画面上に設置するだけで、自動的に情報を表示してくれるソフトなのです。
ここでも具体例をあげてみましょう。人気の高いアプリのひとつに、「雨アラーム」というのがあります。雨雲の動きをチェックし、天候を予測できるアプリです。
「雨アラーム」は、アプリを起動することで、くわしい雨雲のようすをチェックすることができます。
一方、「雨アラーム」はウィジェットも使えます。「雨アラーム」ウィジェットは、ホーム画面上に設置しておくだけで、雨雲の近さ・強さ・範囲の情報を自動的に表示してくれるのです。
「雨アラーム」のように、インストールするとウィジェットが付属しているアプリがあります。ウィジェットの使い方について、くわしくはウィジェットの基本をご覧ください。